2/13〜14 にじっこ~不登校の子ども達の居場所~in虹の家合宿

小学生合宿は女子5人の参加してくれました!

1時間半かけて準備した子もいました。まずは夕飯のメニューを相談。それぞれ食べたいものを出し合ってから、何を作るのか決めていきました。お風呂までに時間がない中、顕微鏡・ボードゲーム・お絵描き・紙コップ作り・おやつタイム・卓球・キーボード演奏と、すでに盛りだくさんの子ども達。笑笑今回は、公衆浴場を体験しました。
銭湯でのルールを一つずつ確認しながら、ジャグジーや露天風呂など、いろんなお湯を体験して、とても楽しそうでした。
裸の付き合いってほんとに大事だなと感じました

脱衣所で、ベビーベッドに赤ちゃんが待っていて、お母さんが着替えるあいだ大変そうだったので私が見ていたのですが、途中で一人の女の子が来てくれたので交代。優しく見守ってくれて、お母さんもめちゃくちゃ感謝しておられました

子ども達は、安心できる場と人がいれば、こうして外に気持ちを向けていけるし、自分が認めてもらえることで、他を認めていけるんじゃないかなと思います。
とても心に残る光景でした。

帰り道に、ご飯の買い出し。
それぞれ分担しながら商品を取ってきたり、概算しながら我慢するものと必要なものを振り分けたり。
アイスが欲しいという子がいたので、一人108円までというしばりで各自が買い物をしたのですが、一つ大きなものを買う子と、駄菓子を計算しながらいくつも買う子がいて、めちゃくちゃおもしろかったです。

すでに腹ペコの子ども達。虹の家についたら、何とまぁ手際よく調理。
途中で休憩する子がいても、誰も咎めない、できる人ができることをする雰囲気で進み、見事にカレーとサラダが完成

そこからは夜のお楽しみ時間♡
ご近所さんがあるので、23時に消灯して、大声はNGでしたが、それ以外、にじっこ合宿にはルールはありません。
自分のことは自分でする以外自由。
何時に寝ようが、いつ何を食べようが、自由。
ちょっとトラブルになりかけたり、ぽろりと泣けてしまったり、もちろんいろんなことがありましたが、全て大切な経験です。
その経験こそが、成長のエキスだと、今回も感じました。

楽しい時間はあっという間。
今回も、楽しいこと、トラブル、感動、いろいろありました。
にじっこの合宿も5回目でしたが、毎回子ども達一人一人のことが、普段のにじっこの何倍もよくわかります。
寝食を共にするって、すごく大事なこと。
今回の5人は全員、にじっこ合宿は初体験であり、家族と完全に離れて宿泊するのが初めてな子もいました。
寂しい気持ちも、会いたい気持ちも、離れて過ごしたからこそ味わえた気持ち。
それぞれに不安もあったと思うけど、それを超えて楽しみにして参加してくれたことを、わたしは嬉しく思います。
そして、ありのままの姿を見せてくれたこと。
わたし達は、わたし達の想いがあって、「否定せず受け入れる」ことを徹底しています。
きっと、学校でも家でも見せていない顔を、にじっこで見せてくれているかもしれません。
それこそを、大事にしたいと思っています。
わたし達にとっても、なくてはならない心の居場所。
これからも、場を開け続けますね

二日間本当にありがとう。

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